型落ちランドセルのメリットとデメリット!お得に購入する方法

お買い物の前に Q&A

マリンブルーのランドセルを背負って、校舎の窓から外を覗く男の子

「お得にランドセルを選びたいけど、失敗はしたくない…」そんなとき、目に入るのが型落ちモデルの存在です。気になるけれど、品質や選び方に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。本記事では、旧モデルを選ぶメリット・デメリットから、納得して選ぶためのポイントまでをわかりやすく解説。ご家族皆さまが安心して選べる一品に出会えるよう、丁寧にサポートします!

型落ちランドセルとは

年度切り替えや新作モデルの登場により、販売時期を過ぎたランドセルは「旧モデル」「型落ちモデル」として扱われます。品質に問題はなく、オトクに手に入れられる選択肢として近年注目されています。

新学期前に販売される前年モデルの特徴

旧モデルのランドセルは、一般的に新年度モデルの発売後、秋口から春先にかけて登場します。新年度向けモデルへの切り替えが進む中で、在庫整理やモデル切り替えをきっかけに販売されるため、通常価格よりもお得な価格で購入できるのが特徴です。取り扱いは店舗やブランドによって異なり、実店舗で販売される場合もあれば、オンライン限定で展開されるケースもあります。
鞄工房山本では、未使用の旧モデルをアウトレット専用サイトで販売しており、展示サンプルや年度更新前の製品を取り揃えています。中古品の取り扱いはなく、品質や保証面でも安心して選べる選択肢をご用意しています。

▶鞄工房山本のアウトレットストア はこちら

通常ランドセルとの価格差はどれくらい?

ランドセルを選ぶ上で、価格はとても大きな比較ポイントです。通常モデルのランドセルは、素材やデザイン、仕立てにより価格帯が異なります。たとえば鞄工房山本では、人工皮革モデルで6万円台、牛革モデルで7〜8万円台、コードバンでは10万円台といったラインナップをご用意しています。
これらの最新モデルに対して、旧モデルは同じ品質ながら最大50%ほどの割引が適用されることもあります。販売されるモデルや時期によっても異なりますが、一般的には20〜30%オフでの提供が多く、中にはなんと70%ものお値引きがされるケースもあるようです。
価格差の理由として、今シーズンのメイン商品ではなくなったことや、仕様変更、また店頭展示品として一時的に使用されたことなどが挙げられます。

鞄工房山本では、旧モデル専用のオンラインアウトレットストアを展開しています。
ご参考までに、最新モデルと同じシリーズのアウトレット品を比較してみましょう(2025年4月22日時点の在庫状況となります)。

ラフィーネ(ワイン)牛革の商品イメージ

ラフィーネ(ワイン)牛革
【2026年度ご入学向け】最新モデル

  • 84,900円(税込)
  • 重量1,380g
  • 立ち上がり式背カン
  • 最新ワンプッシュ錠前
  • 名入れオプションあり(6月末までの期間限定)
  • 6年間の安心保証付き◎
旧モデル_ラフィーネ(ワイン)牛革の商品イメージ

ラフィーネ(ワイン)牛革
【旧モデル】店頭展示品・持ち手付き

  • 63,840円(税込)
  • 1,430g前後
  • 立ち上がり式背カン
  • 最新ワンプッシュ錠前
  • 6年間の安心保証付き◎
旧モデル_ラフィーネ(ワイン)牛革の商品イメージ

ラフィーネ(ワイン)牛革
【旧モデル】新品・持ち手なし

  • 41,940円(税込)
  • 1,390g前後
  • 前後左右可動式背カン
  • ワンタッチ錠前(手ひねり式)
  • 6年間の安心保証付き◎

型落ちランドセルのメリット

新年度モデルへの切り替えに伴い登場する旧型モデルは、在庫限りで特別価格になるうえに、すぐ手に入る即納性も魅力です。 展示品や未使用品が中心で、品質や保証も安心できる製品が取り扱われています。

最大50%以上お得に購入できる

最新ランドセルと同じ品質・素材でありながらも割引価格で購入できることが多く、家計にやさしい選択肢として支持されています。気になる割引率はブランドや商品によって異なりますが、おおよそ20〜50%程度のものが多い様子。なんとタイミングによっては半額以下で購入できる場合もあるようです。
鞄工房山本のアウトレットストアでも、最新モデルと同じシリーズでありながら、20〜50%OFFのお値段でランドセルをご用意しています。いずれも未使用品ですが、以前の仕様であったり展示品であったりなどの事情により価格を下げて販売を行っています。
通常価格6万円前後のランドセルが3万円台で販売されている例もあり、複数のお子さまがいらっしゃるご家庭にとっては大きな支えとなってくれそうです。割引率が高いモデルは用意される数が少ない傾向にあるため、買い逃してしまわないよう早めの決断がおすすめです。

基本機能や品質は通常モデルと変わらない

キャメル色のランドセルをミシンで縫製している様子

型落ちモデルときくと、「品質が劣ってしまうのかな?」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。多くのランドセル専門店でアウトレットランドセルとして取り扱われるものは、店頭に展示された商品や前年モデルといった理由がほとんど。実際には縫い目の均一さや丈夫な芯材など、丁寧なつくりの製品が多く流通しています。また、ランドセル専門店では通常モデルと同様に、6年間保証を設けているケースが多く、卒業まで安心して使える点も嬉しいポイント。
低価格と品質の両立を重視したい方にとって、頼れる選択肢となってくれるでしょう。本記事の後半では選び方のポイントもご紹介しているので、安心して選べるアウトレットランドセルを探す手助けとなれば幸いです。

すぐに持ち帰れる在庫の豊富さ

旧モデルはすでに製造・入荷されている商品が多く、注文から1〜2週間ほどで発送されるケースも少なくありません。予約から数ヶ月待ちとなることが多い最新モデルとは異なり、「すぐに必要!」というタイミングに対応してくれることも人気の理由です。
特に、帰国の予定にあわせてランドセルを探すご家庭など、納期に制約のある方にとっては心強い選択肢となりそうです。お店によっては店頭でアウトレット品を販売している場合もあり、即日のお持ち帰りが可能なことも。在庫が豊富なうちに選びはじめると、カラーやデザインの幅も広がります。

型落ちランドセルのデメリット

旧モデルのランドセルはお得で魅力的な反面、最新モデルと違いがあったり、選べるバリエーションが限られていたりすることもあります。購入前にしっかりと下調べをしておくことで、後悔のないランドセル選びに繋がります。

最新モデルとデザインや機能に差がある場合も

型落ちモデルとは、販売時期が過ぎた前年度以前のモデルです。最新モデルと同じシリーズ名でも、実は最新モデルとは仕様が異なることもあります。たとえば、金具の強度が見直されていたり、肩ベルトや背当てのフィット感が改良されていたり、さらなる軽量化が進んでいたりと、年式による違いが見られることがあります。
また、以前は「A4クリアファイル対応」のサイズが一般的だったこともあり、収納容量や内ポケットの仕様が異なることもあるようです。学習指導要綱の変更に応じて、ランドセルの基準も見直されているため、購入前に最新の基準を確認しておくと安心です。
どんな違いがあるのかを事前に知っておくことで、「ご家族それぞれにとってのベストな選び方」が見えてくるはずです。

人気の色やデザインが品薄になりやすい

旧モデルは基本的に在庫限りの販売となり、人気のカラーやデザインは早い段階で完売してしまうことも。中にはアウトレットに登場しない商品もあり、必ずしも手に入るとは限りません。
「この色がいい!」「このデザインから選びたい」といった明確な希望がある場合は、現行モデルのほうがより幅広い選択肢から選べるかもしれません。旧モデルを検討される場合にも、「この色に出会えたらラッキー!」くらいの気持ちで探してみると、楽しみながら選ぶことができそうです。

校舎内 机に置かれたマリンブルーのランドセル

型落ちランドセルの選び方のポイント

旧モデルを検討する際には、価格だけで決め打ちするよりも、サイズや品質・保証などをしっかりチェックしておくと安心です。いざ使い始めてから困ってしまわないように、選ぶための基準をひとつずつみていきましょう!

A4フラットファイルが入るサイズか確認

近年のランドセルは、多くの小学校で使用される「A4フラットファイル(紙のファイル)」が収納できるサイズが主流です。以前のモデルにはA4クリアファイル対応のやや小ぶりな設計のランドセルもあるため、容量の確認は欠かせません。
「A4フラット対応」と表記されていても、実際にはマチ幅や奥行に差があることもあるので、購入前に内寸サイズ(幅233mm×高さ310mm以上が目安)をチェックしておくと安心です。

A4フラットファイル対応サイズのランドセルサイズ
画像提供: 一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会

学校から配布される資料の多くがフラットファイル形式であることを考えると、収納サイズの確認はランドセル選びの基本といえるでしょう。

素材や縫製の品質をチェックするコツ

ランドセルの素材には「牛革」「コードバン」「人工皮革」があり、それぞれに重さや風合い、耐久性の違いがあります。人工皮革は最も軽量で価格も手頃ですが、長期間の使用やリメイクには不向きなことも。一方、牛革やコードバンなどの天然皮革は使うほどに背負いやすさが増し、お手入れの必要もありません。特にコードバンは、圧倒的な強度と美しい光沢がなによりの魅力です。

ランドセルの素材(コードバン・牛革・人工皮革)の比較画像

▶ランドセルの素材 について、くわしく知りたい方はこちら

ステッチの丁寧さやピッチ(縫い目)の均一さなど、細かな部分にもつくり手の技が光ります。見比べてみると、仕上がりの違いが自然と伝わってくるはず。さらに、ランドセルに使われる芯材の種類によっても、耐久性や型崩れのしにくさに差があらわれます。
旧モデルであったとしても、良いつくりのものは長く、美しく使うことができます。ランドセル選びの際にはぜひ気にしていただきたいポイントです。

▶6年間使える丈夫なつくり について、くわしく知りたい方はこちら

必ず確認すべき6年間保証の有無

多くの専門店やブランドでは、型落ちモデル・アウトレット品であっても、最新モデルと同様の保証が用意されていることがほとんど。ただし、展示品やセール品など一部対象外となることもあるため、購入前に忘れず確認しておきましょう。
保証書には対応内容や期間、問い合わせ先が記載されています。特に「いつまで」「どんな不具合まで対応してもらえるか」を確認しておくようにしましょう。
また、実際に修理を依頼する場合の流れを知っておくと、いざというときに慌てずに済みます。急ぎの修理が生じた場合にも、代わりのランドセルを用意してくれるメーカーなら万が一のときにも安心です。

型落ちランドセルについてのまとめ

ブルーのランドセルを背負った男の子が、小学校に向けて校庭を歩んでいる

旧モデルのランドセルは、価格を抑えつつも品質・機能に妥協しない選択肢として多くのご家庭から選ばれています。最新モデルとの違いや在庫の有無を理解しておくことで、より納得感のあるお買い物に繋がるでしょう。特に、サイズや保証内容、納期の早さをチェックしておくと安心です。本記事でご紹介した選び方のポイントを押さえながら、お気に入りのランドセルを見つけてみてくださいね。

▶鞄工房山本のトップページ はこちら

▶鞄工房山本アウトレットストア はこちら

このページをシェアする

この記事を読んだ方におすすめの関連記事