ランドセルっていくらぐらい?相場と値段別ランドセルの違いについて解説

お買い物の前に Q&A

ラベンダー色のランドセルに囲まれて、ランドセル選びを楽しむ女の子

一生に一度のランドセル選び。いざ探しはじめてみると、1万円台のものから10万円を超えるものまでその値段はとてもさまざまです。わが子にとって一番のランドセルを見つけたいけれど、いったいいくらを基準に探せば良いのかお悩みのあなたに。
「安くても品質に問題はないのかな?」「なんでこんなに高いんだろう?」そのお悩みを解決できるよう、値段別の違いや特徴、ランドセルの相場からみた選び方をわかりやすくまとめました。

ランドセルっていくらの物を買うべき?

一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会が調査したところ、ランドセルの平均購入金額は59,138円(2024年4月ご入学の方)、最も多く購入されているのは65,000円以上の価格帯ということがわかりました*。

※出典: ランドセル購入に関する調査 2024年 – ランドセル工業会
購入金額帯

ランドセルの値段を左右する要素として、「素材」や「製造体制」「製造国」が挙げられます。一般的に人工皮革→牛革→コードバン(馬革)と価格帯は上昇します。日本製よりも海外製の方が安く、工房でひとつずつ手作りするよりも工場で大量に生産する方が価格は抑えられている傾向にあります。

ランドセルの素材について、くわしく知りたい方はこちら

先輩ママ・パパたちが商品を決定した理由(複数回答可のアンケート)*としては、

  1. お子様の好きな色やデザイン(87.2%)
  2. 軽さ、背負いやすさ(45.6%)
  3. 丈夫さや機能性(33.3%)
  4. 価格(15.7%)
  5. 国産のメーカー(13.1%)

と、値段だけでなく容量などの機能性や背負いやすさ、お子さまがカラーやデザインを気に入っているかどうかも大事な検討材料とされていることがわかります。

※出典: ランドセル購入に関する調査 2024年 – ランドセル工業会
商品選定における重視点と決め手

値段別!ランドセルの違い

青空を背景にすべり台で遊ぶ楽しそうな様子の姉妹

値段にかかわらず、お子さまの小学校生活を6年間耐え抜いてくれるかどうか、ランドセルを選ぶ際にはその品質を見極めることが重要です。商品自身の耐久性や機能性ももちろんですが、購入後の修理保証など、ご卒業までサポートしてくれるかどうかもしっかりと確認しましょう。
上記を踏まえながら、値段別の特徴や実際のラインナップをまとめました。

1~2万円台

ランドセルにとってはいわゆる”激安”の分類とされるこの価格帯。海外生産、ネット通販のみの取扱いが多く、「思っていたのと違う!」という感想もちらほら。ほとんどが人工皮革素材かと思われますが、人工皮革のなかでも安価なものは強度が十分でなく、経年劣化の進行が早い可能性も考えられます。
現物を確認できない商品の場合は、以下のポイントを確認しておくと安心です。

  • 返品対応 … お子さまが背負ってみた後でも返品可能かどうか
  • 修理保証 … 無償保証の範囲や、卒業まで保証されているかどうか

3~4万円台

相場からみると、比較的リーズナブルな価格帯です。シンプルなデザインや機能を絞ることで、国内製造でもこの価格帯で購入することが可能です。素材は主に人工皮革で、アウトレットストアでは牛革素材の掘り出し物を見つけられることも。ランドセルメーカーの採用する人工皮革は耐傷・耐水性や汚れへの強さを備えており、卒業されるまで経年劣化を迎えることはありません。
鞄工房山本アウトレットストアでは以前のモデルも展開していますが、すべての商品においてご卒業までの品質を保証いたします。

5~7万円台

もっとも多く購入されているランドセルの価格帯です。カラーラインナップの豊富な人工皮革に限らず、牛革素材のランドセルを大手・工房系メーカーから選ぶことができます。この価格帯ではブランドのなかでもスタンダードなモデルが展開されることが多いため、他モデルと機能面やサポートに違いがないかどうかをしっかりと確認するようにしましょう。

鞄工房山本では、この価格帯で以下の商品をご用意しています。

レイブラック(1,380g前後)
6色展開(画像は黒×ブルー色)

コスモス(1,380g前後)
5色展開(画像はローズピンク色)

8~9万円台

主に牛革素材のランドセルがこの価格帯で取り扱われています。デザイン性の高いモデルや職人の技巧が光るこだわりの一品、国内メーカーの機能性に溢れたランドセルなど、ぐっと選択肢の幅が広がります。繊細なステッチがあしらわれた可憐なデザインや、ヌメ革やブライドルレザーなどの上質な素材と牛革を組み合わせたような、他にはない個性的なランドセルをご希望の方にもオススメの価格帯です。

鞄工房山本では、こちらの価格帯で以下の商品をご用意しています。

  • キューブ型の牛革モデル(掲載の商品以外にもお取り扱いがあります)

ユニ(1,360g前後)
9色展開(画像はオリーブ色)

ニュー・アンティーク(1,360g前後)
7色展開(画像は紺色)

  • 一部の牛革モデル(掲載の商品以外にもお取り扱いがあります)

プリンセス・ラフィーネ(1,380g前後)
8色展開(画像はラベンダー色)

リベルタ(1,380g前後)
3色展開(画像はデニムブルー色)

10万円以上

相場からすると高く感じてしまうこの価格帯。その理由は「革のダイヤモンド」とも称されるコードバン(馬革)素材にあります。非常に希少性が高く、緻密に絡み合った繊維構造により、優れた耐傷性とうっとりとする程なめらかな手触りを兼ね備えています。人工皮革を希望してご来店されたお客様が、コードバンモデルをお選びになるケースも少なくありません。
その他には一部牛革モデルや百貨店限定、ブランドコラボなど特別感のあるモデルもこの価格帯に含まれます。

鞄工房山本では、こちらの価格帯で以下の商品をご用意しています。

  • すべてのかぶせコードバンモデル

コードバン・アンティーク(1,480g前後)
9色展開(画像はモスグリーン色)

コードバン・レイブラック(1,480g前後)
3色展開(画像は黒×レッド色)

  • すべてのオールコードバンモデル

オールコードバン(1,540g前後)
2色展開(画像はワイン色)

ランドセルの価格は時期によって変動する?

ランドセルをオトクに手に入れたい方に向けて、オススメの購入時期をご紹介します。

  • 2月から4月頃
    • ラン活のピークに差し掛かる時期には、早期特典が付くことも。鞄工房山本では「特別セット価格」や「ネームプレートへの無償刻印」を実施しています。
  • 10月から12月頃
    • 世間でランドセル購入が落ち着いた頃、展示品や前年モデルなどの販売が開始されます。例年アウトレットストアを展開している企業であれば、いつでも前年以前のモデルをお得に手に入れることができます。

まとめ

ランドセル展示会で、オレンジ色のランドセルを抱きしめる女の子

お子さまにとって一番のランドセルを選びたいという想いは、値段で測ることはできません。まずはご家族で予算を話し合ってみて、ぜひお子さまとランドセルを見て、触って、体験してみてください!
鞄工房山本では、軽さと背負い心地はもちろん、お子さまを守る安全機能やアフターサポートまで、値段にかかわらず安心してお持ちいただけるランドセルのみをご用意しています。直営店や全国を駆け巡る展示会にて、皆さまのランドセル選びをお手伝いできることを心待ちにしています。

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