【鞄工房山本】雨の日のランドセルのお手入れってどうすればいいの?

こんにちは。奈良本店の竹森です。 雨が降ったり止んだりぱっとしない天気が続きますが、もう間もなく梅雨明けですね! 少し前ですが、奈良本店すぐそばの天岩戸神社でひっそりと咲くあじさいを見つけました。 天岩戸神社 奈良本店の周りは自然がとても豊かなので、雨の日が続くとお店の駐車場では大きなカタツムリや、カエルが元気に飛び回る様子を見ることができます。小さな生き物たちにとっては、探検できる場所が広がって楽しい季節なのかもしれませんね。 でもこんな雨の日は、ランドセルを大切に使っていても濡れてしまうことがありますよね。 「天然皮革のランドセルは雨に弱いんでしょうか?」とご質問をいただくことがありますが、実はそんなことはありません。

特別なお手入れなしで大丈夫!安心の撥水加工

本革の財布や鞄を使っている方は、こんなふうに想像されるかもしれません。 「水は革の大敵!」「濡れたときに現れる水ぶくれやシミが心配……。」「革が濡れると固くなったりしない?」 牛革やコードバン(馬革)のランドセルを検討されている方の中には、「本革の風合いは魅力的だけど、お手入れが大変そう!」と不安に感じられているお客様もいらっしゃるようです。 ランドセルはお子様が毎日持つものだから、雨に濡れないように扱ったりお手入れをこまめにするのは少し難しいですよね。 でも大丈夫。ご安心ください。 当社のランドセルに使用している牛革、コードバンは表面に特殊な加工を施しています。(「リベルタ」のヌメ革を除く) もし雨に濡れてしまっても、乾いた布でさっと拭き取っていただく程度のお手入れで問題ありません。 濡れたところがシミになる心配もありませんのでご安心ください。 かぶせが濡れたとき そして、この撥水加工は防水スプレーやクリームのような一時的な表面の加工ではありません。 撥水効果はもちろん6年間持続しますし、長くお使いいただいていても追加のお手入れは全く必要ないんです。 また、汚れが気になるときにはご自宅で水拭きをしていただくこともできます。

実際に革を濡らしてみました!

人工皮革、牛革、コードバンを水でぬらして実験してみました。 水をかけても、染み込まずにしずくをはじきます。 (左から人工皮革、牛革、コードバン。) 撥水効果の実験 傾けると……。 水を濡らして傾けると そのまま流れ落ちました。拭き取っても水の跡は全く残っていません。 拭き取った革 突然の雨でランドセルが濡れてしまったときも安心です。 ただし、強い雨のときはランドセルの構造上「かぶせ」と「本体」の隙間から雨のしずくが入りかねません。 そうすると、中の大切な教材や勉強道具が濡れてしまう可能性があるので、雨の強い日には雨カバーをつけることをおすすめします! 当社ではランドセルをご注文いただいた皆様に、黄色い雨カバーをプレゼントしています。 雨カバーについてはこちらのブログで詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。 【鞄工房山本】ランドセルカバー(雨カバー)について知ろう! お手入れの心配にとらわれずに、お好みに合うランドセルを選んでいただければ幸いです。 傘とランドセル

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