こんにちは。奈良本店の竹森です。
長い夏休みが終わりついに新学期が始まりましたね!
今回のブログではよりきれいにランドセルを使っていただくため、
肩ベルトを通す際に気をつける2つのポイントをご紹介します。
長期の休み明けや、洋服を厚着する季節になると、肩ベルトの長さを調整される方も多くいらっしゃるかと思います。すでにご愛用いただいている方だけでなく、ランドセルが届いて初めて肩ベルトを通す方にも参考にしていただけると幸いです。
1つめのポイント『美錠受け』
肩ベルトの長さを調整する美錠(バックルの部分)を通すとき、存在を忘れがちなのがこの『美錠受け』です。美錠の裏側をカバーするようについている革のパーツで、
金具が直接肩ベルトに当たることを防ぎ革を傷めないようにする役割があります。
美錠を通すときには、この『美錠受け』も忘れずに一緒に通してくださいね。
2つめのポイント『指差し』
小ひも(短い方の肩ベルト)についている2つの輪っかが『指差し』です。この『指差し』は、
余った肩ベルトの先がぶらぶらしないように固定する大切な役割を持っています。
『指差し』の1つはスライドさせて場所を移動することができるので、余った肩ベルトの先端まで動かして先を留めるように使っていただくのが、正しい使用方法です。
この『指差し』を通さなかったりベルトの先を留めていないと、
余った肩ベルトが折れて革が傷んでしまったりどこかにひっかかったりする可能性があります。しっかりとベルトの先を留めて使うようにしましょう。
当社ではランドセルお届け時に同梱している「6年間サポートブック」で肩ベルトの通し方をご紹介しています。(2年生以上のお子様は異なる説明書を同梱しています。)ランドセルが届いて初めてご使用いただく際にはぜこちらもご参考ください。
しかしながら、修理でお預かりするときや街中でお子様が背負うランドセルを見ていると、意外とこの2つのパーツは見落してしまうことも多いようです。ぜひこの機会にご確認くださいませ。
また、
お子様の成長に合わせて定期的に肩ベルトの長さを調整することも大切です。学年が上がるタイミングや、季節の変わり目には肩ベルトの長さをお子様と一緒に調整していただくことをおすすめします。ランドセルを正しく使ってご卒業まで長くきれいに使っていただけると幸いです。