【鞄工房山本 銀座店】ランドセル雨の日のお手入れ

直営店から コラム

こんにちは。銀座店 染矢です。 シトシトと雨の音、ジメジメとした暑さは梅雨まっしぐらですね。ちょっと憂鬱な雨も生き生きとしたしたあじさいを見ると「雨も悪くないな」とすこし前向きな気持ちになります。あじさい 今年はお家で過ごす時間も長く、体感も冬から一気に夏に変わり体が暑さに順応するにも少し時間がかかりそうです。長期に渡る自粛生活で、久しぶりに外出される方も多いと思います。お出かけの際は熱中症に十分にご注意くださいね。 雨の日が続くと気になるのが毎日使うランドセル。 やはり店頭でもランドセルを購入されるお客様からは「雨に濡れると革はダメになりますか?」「シミになってしまいますか?」「子どもがちゃんとお手入れしてくれるか心配」という質問をよく受けます。 そこで、今回はお客様の疑問にお答えしていきたいと思います。

ランドセルは雨に強いの?

特に本革は水に弱く、濡れてしまうとひび割れてしまったり、シミになってしまったりと水は大敵というイメージが強いのではないでしょうか? 本来大人の方が使用する革はメンテナスを楽しむことも魅力の一つなので鞄や靴には撥水加工は施されていない場合が多く、雨の日には少し気をつけなければなりません。しかしランドセルは毎日お子様が使う物。毎回の雨でシミや中まで染み込んでしまうと大切な勉強道具が台無しになってしまいます。ですから、当店のランドセルには革全体にしっかりと「撥水加工」を施し安心してお使いいただけるお作りをしています。

雨の日ランドセルお手入れは必要?

いくら大切に使っていても子どもの頃の雨はなんとも楽しいもので、カバーを掛け忘れてしまったり傘をささず帰宅し、玄関先には全身びしょびしょな姿でいることがあるかもしれませんね。 そんな時身体はお風呂に入ればさっぱりですが、ランドセルはどのようにお手入れするべきでしょうか?

では一緒にやってみましょう

1.まずランドセルカバーをしっかりとはめて帰ってきたお子様には拍手を! 次使うためにもカバーをよく乾かしてランドセルに戻しましょう。水滴が残ってしまうと、ランドセルに戻した際に他のものが濡れてしまう恐れがあるので気をつけましょう。 拭く 2.次に軽く全体を乾いたタオルで拭きます。 (部屋が濡れないためにも外側を拭いてから中のお手入れに移りましょう。) 3.中に入っている教科書や筆箱を取り出し濡れてしまっている場合はよく乾かします。教科書も濡れたままにしてしまうと痛んでしまうのでしっかりと乾かしてあげてくださいね。 ここでポイント! 教科書が濡れてしまった場合1ページごとに白紙(文字写りを避ける為)を挟み上から重しを置きながら乾かすと真っ直ぐ綺麗な状態に戻るそうです。 ノートをまっすぐに 4.泥水や汚れがある場合 汚れが目立つ場合は固く絞った布で拭くと汚れが落ちやすくなります。最後は乾いたタオルで軽く拭きとり終わりです。 絞った布で拭く 意外と簡単?! それだけでいいの?! これでいいの? と聞こえてきそうです。 こんなに簡単なお手入れで十分です。お子様でも簡単に行える作業なのでぜひ一度親子でお試しくださいね。

雨カバーは必ずつけるべき?

当店でお買い上げいただいたお客様にはすっぽりと被せるだけの黄色い「雨カバー」を付属しております。 ランドセルには雨に濡れても傷まないよう撥水加工を施していますが、強い雨や横からの雨により側面の隙間から水が入ると、中に収納している教科書やノートが台無しになってしまうので、雨の日はランドセルの上にすぽっと雨カバー被せてあげてくださいね。 雨カバー 雨カバー 雨カバー また、雨が降る日は薄暗くなりやすく、視界も悪くなります。そんな時、黄色い雨カバーをすることで周りに存在を示すことがで、危険防止にもなるのでぜひ活用してみてくださいね。

ランドセルが喜ぶお手入れ方法!

雨の日だけでなく定期的にお手入れしてあげることをオススメします。外側もですが、意外と汚れやすい中は黒ずんでしまうと大切教科書や筆箱なども汚れてしまうので固く絞った布で拭きあげてください。お手入れは少々面倒ですが、時々お掃除してあげると勉強道具も綺麗に保つことが出来ますよ。

6年間の相棒だから

ランドセルは小学校6年生まで使う大切な「相棒」のような存在です。長い月日を共に歩む鞄に命を吹き込んだ気持ちで、たっぷりの愛情とたくさんの思い出を詰め込んであげてくださいね。

何でもお気軽におたずねください

他にご不明な点等ございましたら、下部のボタンよりお問い合わせくださいませ。

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