表参道店の味木です。
毎日暑くてお休みの日くらいお家で過ごしたいとお思いの方、読書などいかがでしょうか。
毎年お子さんの自由研究のテーマで悩んでる保護者様方、読書などいかがでしょうか。
ということで今回は、表紙の見た目も涼し気で厚すぎないのに読み応えはある書籍を1冊紹介したいと思います。
501XXは誰が作ったのか?語られなかったリーバイス・ヒストリー
リーバイスがどうやって世界最大のジーンズブランドになっていったのか、ヴィンテージリサーチャー青田充弘氏が集めた貴重な資料を元に、ジーンズの変化が起こった年代などを事細かに解き明かしていく一冊です。ジーンズの製品についてはもちろんですが、会社の創設からライバルの出現、戦争による変化など浮き沈みを経験し生き残っていった話を読むだけでも一つの物語として面白かったです。
個人的には、ジーンズにベルトを通した時に隠れてしまう
パッチに関してや、前ポケットに付いている
リベットがどのようにして今の形になっていったのかなど、普段穿いているジーンズについて深く知ることが良かったです。
また、デーヴィッド・マークス氏の「
AMETORA 日本がアメリカンスタイルを救った物語 日本人はどのようにメンズファッション文化を創造したのか?」には、日本でどのようにジーパンが大衆化されていったのかが詳しく載っているので、合わせて読むと海外と日本のメンズファッション文化の違いがわかって面白いと思います。(お父さん世代には懐かしいことばかり書いてあるかも!?)
自由研究のテーマにも
当店では、牛革にデニム調の表面加工を施した「
アンティークブロンズ・リベルタ」や「
リベルタ」という
ランドセルがあります。特に「リベルタ」は革ベルトを彷彿させる
ヌメ革や
パッチ、後ろポケット風の
ステッチ、かぶせには
リベットがついていますので、この本を読んでジーンズの歴史を知り、リベルタで使われている部品について詳しくまとめたりすると自由研究にもってこいかもしれませんね。もちろんそれ以外のランドセルの方でも、ジーンズが好きな子は自分のジーンズと照らし合わせたりすると良いかも。ただ、文字数が多くお子さん向けでは無いため、まず大人が読んで要点をまとめてあげるとお父さんの株も上がると思いますよ。
以上、自由研究のテーマにも使えそうな「
501XXは誰が作ったのか?語られなかったリーバイス・ヒストリー」の紹介でした。
8月の表参道店のブログでは、
夏休みに家族で行けるイベントや
自由研究のヒントになりそうなイベントなどについて投稿する予定ですので、宜しくお願いします。
鞄工房山本 表参道店
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