「飾り」「美しい」という意味のギリシャ語がコスモス。鞄工房山本の歴史と共にある藤原京。 ここには7種類3万本のコスモスが秋の季節の間、様々ゾーンに分けられ、3万平方メートルに渡り咲き誇る。
大和三山のどの方向を見てもコスモスが一面に広がる。 小学生たちが遠足でやってきた。この地域では定番の目的地だそうだ。親も子どももこの景色を見て育ってきたのだ。 春の桜のように、人が大勢訪れせわしない訳ではない。
秋の桜という名前も持つが、ゆっくりと景色も花も楽しめる。
しかし、すこしセンチメンタルな気持ちを持ってしまうのはなぜだろう?歌のせいだろうか。吸う空気も新鮮で肩の力が抜けてくる。
コスモスが満開を迎える時期、最盛期を迎えるランドセルづくり。そんな忙しいスタッフもここでリフレッシュしているらしい。そして、昔の子ども時代を思い出しているのだろうか。
花言葉は「少女の純真」「真心」だという。ランドセルを使う少女たちの心を表しているかのようだ。 デザインを見てみても、そんな子どもたちに育って欲しい、という気持ちが見えないだろうか?
写真:https://www.flickr.com/photos/conifer/15534855735/in/photolist-pELcog-pmiCUb-h5Hapb-gRgEHn-cT9Shu-pCGJyu クリエイティブ コモンズ 2.0ライセンス