こんにちは。
鞄工房山本 広報担当の盛谷です。
突然ですが、皆さん「ミャンマー」と聞いて何が思い浮かびますか。
きらびやかな寺院、豊かな自然、温厚な人々……。私は、昔どこかの Web サイトで見た「ゴールデンロック」が脳裏に焼き付いています。落ちそうで落ちない黄金の巨石。いつか実際に見てみたいと思っています。興味のある方はぜひ検索してみてくださいね!
さて、そんなミャンマーからの団体様が、鞄工房山本の見学にお越しくださいました。
皆さんは、ミャンマーの「
ミャンマー日本人材開発センター(MJC)」でビジネスを学びながら、実際にご自身の会社で経営やマネジメントなどに携わっていらっしゃる方々です。
ミャンマー日本人材開発センター(MJC)とは?
ミャンマー日本人材開発センター(MJC)は、独立行政法人 国際協力機構(JICA)によってミャンマーで設立された機関で、企業経営者や起業家などを育成することを目的としています。今回の日本での研修では、
日本の企業文化や経営について学び、ミャンマー帰国後に企業経営に活かしていく目的で約2週間滞在されています。
その研修のプログラムの一環として、当社の見学にお越しくださいました。
初めてのランドセル工房見学へ
最初にランドセルや当社の概要について簡単に説明させていただいた後、皆さんをランドセルの工房へお連れしました。
「ランドセル」をご存知の方は数名いらっしゃいましたが、ランドセルの工房見学は皆さんもちろん初めてです。
ミャンマー人の通訳さんを通じて、ランドセルの工程を説明していきます。
初めて見る大きな牛革や、様々な機械。細かな作業に皆さん興味深々です。
どの工程でも、皆さん熱心にメモを取ったり写真を撮ったり質問されたりしていたのが印象的でした。
また、「こんにちは」「ありがとうございます」と、穏やかな笑顔で工房スタッフに挨拶をしてくださいました。
工房見学の後は、本舎へ戻って社長の山本への質疑応答の時間です。
参加者の皆さんからは、「少子化への対策」や「今後の経営計画」、「海外へのネット販売」など、次から次へとたくさんの質問が飛び交いました。
山本からは、「経営者として大切にしていること」などをお話させていただきました。
最後はみんな笑顔で「ハイ、午後ティー!」
以上で、約1時間半にわたる工房及び会社見学は終了です。
最後に、代表の方から、「皆さんがランドセルづくりに真剣に取り組まれている姿を拝見し、とても感動しました。ありがとうございました」というありがたい感想をいただきました。
余談ですが……、集合写真を撮る時の掛け声ってありますよね。
私たち日本人がよく使うのは「ハイチーズ!」でしょうか。
今回、ミャンマーの方々が集合写真を撮られた際の掛け声は「ハイ、午後ティー!」でした。「日本で飲んだ午後ティーがおいしかったのかな」、そんなことを思いながら、初めて聞く掛け声に思わず私もにっこりしてしまいました。
今回、日本の企業文化を学ぶ研修で、当社を選んでいただいたことをとても光栄に思っています。
日本の方はもちろんですが、海外の方にも当社のものづくりを知っていただくことは大変うれしいことです。
今後も、世界中の方に、日本の文化の一つであるランドセルや、丁寧なものづくりを知っていただけたらと思っています。
工房見学のお問い合わせはお気軽にどうぞ!
鞄工房山本では、一般のお客様だけではなく、団体様の工房見学も承っております。
人数や見学時間によって、内容をアレンジさせていただくことも可能ですので、下記までお気軽にお問い合わせくださいませ。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
TEL:0744-23-0789 担当:盛谷(もりたに)