一人ひとりのランドセル物語 〜 ある日の工房の風景

直営店から

ある日の鞄工房山本。たくさんの家族連れがやってきた。自分たちにとっての「たったひとつのランドセル」を選びに。 8月のある日。 奈良・橿原にある奈良のお店には朝早くから多くの家族連れがやってきた。お世辞にも交通の便の良い場所ではない。 奈良はもちろん、京都、大阪、愛知など。駐車場には様々な地域からのナンバープレートを付けた車が並んでいる。 店内では、ランドセルを実際に手に取って、背負って、開けて、見て、とにかく自分たちが満足するランドセルを選ぼうとする姿が。

お子さまも自分のお気に入りのランドセルを見つけるために一生懸命

『世界にたったひとつだけのランドセル』という想いでつくられている鞄工房山本のランドセル。 みな、1時間はかけて吟味する。 「牛革のランドセルだから重いかなぁ、と思ったんです。」 実物に触れる事で、その印象は親御さんもお子さまも変わったようだ。 それに、購入した人たちに話を聞いた時、みんなの顔が笑顔だったのも印象的だ。 『満足』『自信』『よろこび』 こんな言葉に満ちあふれていた。 「どのランドセル選んだの?」と聞いた時にも、そのランドセルをディスプレイから持ってきて、大事そうに、うれしそうに抱えるお子さま。 自分でランドセルを背負って、お気に入りの「たったひとつの」ランドセルを。 来年4月が待ちきれないお子さまたち、親御さんたち。 そんな気持ちで満ちあふれた店内であった。 事実、学校に通うお子さまからはこんなメッセージが。 『いろいろなランドセルをつくってみんなをよろこばせてください☆ わたしはランドセルがだいすきです♡』 みなさまのランドセル物語がここからスタートします。

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