「できるだけ軽いランドセルを選んであげたい」――小学校入学を控えたお子さまの体を思い、そう願うご家族も多いことでしょう。最近では、軽さだけでなく、機能性や収納力も備えたランドセルが増えてきました。この記事では、軽量ランドセルの選び方や、人気モデル、注意すべきポイントをわかりやすくご紹介します。

軽いランドセルの選び方のポイントは?
軽いランドセルと聞くと、「できるだけ軽いものを選べばいいのでは?」と思われるかもしれません。しかし、軽さだけを基準にすると、使い勝手や丈夫さ、背負い心地に不安が残ることも…。6年間という長い時間を安心して過ごすためには、軽さに加えて以下のようなさまざまな観点から選ぶことが大切です。全体のバランスを見ながら選びましょう!
- 素材
- 背負いやすさ(特に肩と背中のフィット感)
- 収納力(A4フラットファイル対応かどうかなど)
- 機能面
- 実際にものを入れたときの体感重量
素材で選ぶ軽量ランドセルの特徴
ランドセルの重さを左右する大きな要素のひとつが「素材」です。軽量ランドセルでよく使用される素材は、人工皮革です。一方で、最近では牛革でも軽量モデルが登場しており、革の厚みや芯材を調整することで、軽さと高級感の両立を実現しているものもあります。素材ごとに風合いや経年変化の違いもあるため、軽さだけでなく「質感」や「雰囲気」なども選ぶ際のポイントになります。お子さまの性格やライフスタイルに合わせて、素材選びを検討しましょう。
素材ごとのメリット
素材 | メリット |
---|---|
人工皮革 | ・軽量のものが多い ・天然皮革に比べて価格が安い |
牛革 | ・上質な風合いと独特のシボ感が楽しめる ・傷が目立ちにくい ・人工皮革と比べて強度が高い ・リメイクができる |
コードバン | ・人工皮革にも牛革にもない光沢と滑らかな肌触りで高級感を感じられる ・強度が一番高い ・リメイクができる |
素材ごとのデメリット
素材 | デメリット |
---|---|
人工皮革 | ・鞄工房山本ではリメイク受付対象外となっている |
牛革 | ・人工皮革のランドセルと比較すると100g前後重い。 ・人工皮革と比べると肩ベルト部分が固く感じる。 ※使っていただくうちに徐々に馴染んでいきますのでご安心ください。 |
コードバン | ・人工皮革や牛革のランドセルと比較すると重い ・貴重な素材であるからこそ価格が高い |
背負いやすさを左右する機能
実際に毎日背負うランドセルだからこそ、「背負いやすさ」は非常に重要なポイントです。軽量でも、体に合っていないと重く感じてしまうことがあります。そこで注目したいのが、「肩ベルトの立ち上がり」や「背中へのフィット構造」。

たとえば、肩ベルトが立体的に立ち上がっているタイプは、肩への負担を軽減し、自然な姿勢で背負うことができます。また、鞄工房山本の肩ベルトは、つなぎ目がなく、小さな肩からズレにくく負荷の少ない理想的なそのラインを描いており、丈夫さと背負いやすさを追求したかたちになっています。また、肩ベルトの取り付け金具(背カン)が左右それぞれが独立して横方向に動かすことができることで、体形の変化や冬の厚着時でも窮屈な思いをせず背負うことが可能です。
また、背あて部分のクッション性や通気性もチェックしたいところ。鞄工房山本が作るランドセルの背中のクッションは、二層構造になっており、硬さの異なる二種類のウレタンフォームで凹凸をつくり、通気性に優れた人工皮革で包んでいます。適度な柔らかさでしっかりと体に密着することで、ランドセルがぐらつかず、体感の重さも軽減されます。成長途中のお子さまの体に優しい設計がされているかどうか、実際に背負ってみて確認するのが安心です。長時間の通学にも快適に使えるか、総合的な背負いやすさをチェックしましょう。
A4フラットファイルの収納力
軽量ランドセルの中には、小さくてコンパクトなサイズのものもあります。しかし、小学校で使う教材やプリント類は、A4フラットファイルに入れて持ち運ぶことが一般的。そのため、ランドセル選びでは「A4フラットファイル対応」の収納力があるかを必ず確認しましょう。
鞄工房山本のランドセルは全てA4フラットファイル対応の大きさです。また、ランドセルの前段ポケットは2.5cmのマチがあり、ファスナー付きの前ポケットはL字型ファスナーで大きく広げて使うことが可能です。ランドセルの収納全てを上手に使うことができますよ!


「A4クリアファイル対応」と表記されているモデルもありますが、これはA4フラットファイルよりもやや小さめ。A4フラットファイルがゆとりを持って入るかどうかは、内寸(内側のサイズ)をしっかりチェックすることが大切です。軽くても収納力が十分なランドセルであれば、荷物が増える高学年になっても安心して使い続けられます。
実際の重さと体感の重さの違い
ランドセル選びで「重さ◯g」といった数字を目安にする方も多いと思いますが、実はその“数字”がすべてではありません。同じ重さでも、背負いやすさや体へのフィット感によって、感じる重さは大きく変わるからです。
重心が高い位置にあるランドセルは、体にしっかりと密着するため重さを感じにくくなります。逆に、背中から離れてしまう構造のランドセルは、同じ重量でも重く感じてしまうことがあります。たとえば、ナップサックと登山用のリュックを想像してもらうと分かりやすいと思いますが、ナップサックに4kg(2Lペットボトル2本)の荷物を入れるのと、登山用のリュックに入れるのでは体感重量も疲れ方も全く違いますよね!
また、肩ベルトや背あてのクッション性・形状なども、体感に影響を与える重要な要素です。
ランドセルの軽さは〇〇gという「数値」ではなく、背負ったときの「感じ方」が大切です。ぜひ店頭で実際に背負ってみて、お子さまの体にフィットするかどうか、体感の軽さを確認してみてくださいね。
軽量ランドセルの人気ランキング【2026最新】
毎年、多くのメーカーからさまざまなランドセルが発売される中、軽さと機能性を兼ね備えたモデルはますます人気を集めています。ここでは、2026年ご入学の方むけに鞄工房山本のラインナップの中で「軽くて、使いやすくて、可愛い・かっこいい」ランドセルを男女別にご紹介します。
鞄工房山本のランドセルは、軽くする工夫と、軽く感じる工夫のどちらも詰め込まれています。そして、素材や収納力、背負いやすさといったポイントも、工房の職人がじっくり考えて作ったランドセルです。以下のランキングでは、実際の使いやすさやデザイン性、口コミ評価などをもとに、特に人気の高いモデルを厳選しました。
女の子向け軽量ランドセルBEST3
デザインや色にこだわりたい女の子にとって、「軽さ」と「かわいさ」のバランスは重要なポイント。背負いやすさも含めて、6年間しっかり使えるモデルを選びたいところですよね。以下のランキングをぜひ参考にしてくださいね。
第1位:ドゥ・アンジェール(1,180g前後)素材:軽量人工皮革

淡いパステルカラーとリボンを描いたデザインステッチで、スイートな可愛らしさを表現したランドセルです。軽量人工皮革を採用し、軽やかに背負うことができる、鞄工房山本最軽量モデルです。淡いカラーとは対象的に、かぶせの縁にコバ塗りが締め色となり、上品かつ可愛いので、世代を問わず愛されています。内装のポップなトッド柄も人気の理由です。
価格:74,900円(税込)
ドゥ・アンジェール | 女の子に人気のランドセルなら鞄工房山本
第2位:マカロン(1,180g前後)素材:軽量人工皮革

今年新登場した、ニューモデルの「マカロン」は、スイーツのようにポップでふんわりとした淡いメインカラーと、コロンとした愛らしいシルエットが特徴です。カラフルな水玉の内装や、大マチのクリスタルガラスなど、随所にかわいらしさが散りばめられています。差し色に茶色を使うことで、かわいいながらもどこか大人っぽく、6年間使うことができるデザインです。
価格:74,900円(税込)
第3位:ユニ(1,360g前後)素材:牛革

「好きな色のランドセルを、自由に選んで欲しい」。そんな職人たちの願いから生まれたシリーズです。2026年向けランドセルから、リモデルし、かぶせの形がスッキリとしたシルエットに変わりました。男女問わない豊富なカラーバリエーションとシンプルなデザインは、お子さまの自由な感性を引き出します。飽きのこないユニバーサルなデザインは、ぜひ6年間毎日お使いいただきたいランドセルです。
価格:84,900円 (税込)
男の子向け軽量ランドセルBEST3
男の子向けは、見た目のカッコよさと丈夫さが選ぶポイント。鞄工房山本のランドセルは、「6年間使ってもまた6年使えそうです!」とお声をいただくほどです。人工皮革のランドセルでも天然皮革と同じつくりで職人が一つ一つ丹精込めてつくっています。
6年後の状態が気になるかたはぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
ランドセルは6年後まで綺麗に保てる?新品との状態比較
第1位:レイブラック・ノイ(1,280g前後)素材:人工皮革

鞄工房山本でダントツ男の子に人気の高い「レイブラック」の人工皮革モデルです。ただの黒のランドセルではなく、かぶせの縁やステッチに使ったアクセントカラーがお子さまの個性を表現してくれます。軽やかな人工皮革は、お子さまへの重さの負担を減らすとともに、雨やキズへの強さを備えており、元気いっぱいな毎日をサポートしてくれます。
価格:69,900円 (税込)
第2位:ブラウニー・ノイ(1,280g前後)素材:人工皮革

ブラウンのステッチが輪郭を引き締める特別なバイカラー。こだわり派でおしゃれなお子様にぴったりです。人工皮革の素材で、軽やかさとカッコよさ、どちらも叶えることができるランドセルです。
価格:69,900円 (税込)
第3位:ニュー・アンティーク(1,360g前後)素材:牛革

スッキリとした見た目のキューブ型ランドセル。牛革でのキューブ型は技術的に難しく、つくり手のこだわりを感じさせます。前締めベルトをなくし、かぶせ(ふた)のカシメとポケットに重厚感のあるブロンズ調金具を採用することで、より大人っぽく落ち着いたデザインに仕上がりました。
価格:84,900円 (税込)
軽いランドセルのメリット・デメリットは?

軽いランドセルは、「お家から学校までの道のりが遠いので、重い荷物を背負うのは可哀想…。」「毎日の通学を少しでも楽にしてあげたい」と考えるご家族にとって、とても魅力的な選択肢です。
体への負担が少なく、成長途中の体にもやさしい点は、軽量モデルならではのメリットと言えます。
一方で、軽さを重視するあまり、耐久性や収納力、体へのフィット感がやや劣るケースもあります。毎日使うものだからこそ、軽さと同時に「丈夫さ」や「実用性」「背負やすさ」も見極めることが大切です。軽量ランドセルのメリット・デメリットを知って、ラン活にぜひお役立てくださいね。
体への負担が少なく疲れにくい
お子さまの体はまだ発達途中で、骨や筋肉が未成熟な状態です。重いランドセルを長時間背負うことは、肩や腰に負担をかけ、姿勢の乱れや疲労感の原因になることもあります。
ランドセル自体の軽さよりも大事といっても過言ではないのは、「軽く感じる工夫があること」です。ランドセル全体の重心を上に上げる工夫や、肩や腰にフィットさせる工夫などをチェックしましょう。
試着の際に、重りをいれてランドセルをフィッティングしてくれる店舗もあるので、その場合はぜひ背負い比べてみてくださいね。
ランドセル重さの平均は?小学生に最適な選び方と重さのポイント3つ
通学時の快適性が格段にアップ
ランドセルが軽いと、毎日の通学がぐっと快適になります。片道20〜30分ほど歩くお子さまもいらっしゃり、教科書やノート、給食袋などを入れると、ランドセルの重さは4kg以上になることもあります。そんな中で、軽量ランドセルは少しでも体への負荷を減らしてくれます。
また、軽さに加えて「動きやすさ」も快適性の大きなポイント。体にぴったりとフィットする構造であれば、胸ベルトがもともとついていなくても、ランドセルがぐらつきにくく、快適に登下校することができます。
軽くて動きやすい、そして背負っていて心地が良いランドセルは、毎日の通学時間をもっと楽しくしてくれるでしょう。
耐久性や収納力との両立が課題
軽さに特化したランドセルは、体へのやさしさが大きな魅力ですが、その一方で注意したいのが「耐久性」や「背負いやすさ」、「収納力」とのバランスです。軽さを追求するあまり、使われるべき素材が薄くなったり、構造を簡素化するために使用するべきパーツが削減されたりすることがあります。その結果、6年間の使用に耐えられるだけの丈夫さが不足してしまうことや、背負やすさを犠牲にすることも…。
また、容量がコンパクトすぎると、教材が増える高学年で使いにくくなる場合もあります。A4フラットファイルがしっかり入るか、ポケットの収納力は十分かなど、細かい仕様も確認すると安心です。
ランドセルは毎日使うものだからこそ、少しの差が積み重なって大きな差につながります。軽さだけで選ぶのではなく、丈夫さや使いやすさとの“ちょうどいいバランス”を見つけることが、失敗しないランドセル選びのコツです。
まとめ
軽量ランドセルは、毎日の通学を快適にし、体への負担を軽減する優れた選択肢です。ただし、軽いことだけに注目せず、素材・収納力・背負いやすさなど、全体のバランスを見ながら選ぶことが大切です。実際に背負ってみることで、数字ではわからない“体感の軽さ”にも気づくことができます。
鞄工房山本では、実際にこだわりのランドセルを見て・触って・体感してほしいから、全国で出張展示会を開催しています。お住まいの地域で開催がない場合は、レンタルランドセルでも体感していただけますので、ぜひご利用くださいね。
6年間、毎日使う大切なランドセルだからこそ、お子さまの体に合っていて、長く使えるものを。ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、ご家族で納得のいく一品を見つけてくださいね!