ランドセル選びの際、大切にされているポイントはなんですか?
カラー、デザイン、機能、背負い心地、丈夫さ……気になる項目はいろいろありますよね。ご家族によって大切にされるポイントは異なるかと思いますが、今回はランドセル選びの際にぜひチェックしていただきたい「素材」について解説いたします。
直営店にお越しいただいた方や、SNSでのご質問でも多いのが「素材」についてのご質問です。主にランドセルは人工皮革・牛革・コードバンの3つの素材が主流。鞄工房山本でもその3つの素材を使用したランドセルをお作りしています。希少価値の高い最高級素材のコードバン、風合いが豊かな牛革、軽さと価格が魅力的な人工皮革。どれも厳選した素材を使用していますので、安心して6年間お持ちいただけます。
今回のよみものでは、3つの素材の特徴について、わかりやすく解説していきます。
ランドセルの素材に関する基礎知識
ランドセルに使用される素材は大きく分けて「天然皮革」と「人工皮革」の2つがあります。
天然皮革は、さらに「牛革」と「コードバン」(馬のお尻の革)に分けることができます。
一昔前のランドセルには「天然皮革=重い、お手入れが必要」や「人工皮革=加水分解してボロボロになる」というイメージがあったかもしれませんが、現在のランドセルの素材はとても進化しています。

では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
牛革
- 牛革独特のシボ感(凹凸)と自然な質感がある
- 防水性があり雨の日でも安心(鞄工房山本の場合)
- 小学校卒業後リメイクできる(鞄工房山本の場合)
コードバン
- 高級感のある光沢と滑らかな手触り
- 防水性があり雨の日でも安心(鞄工房山本の場合)
- 小学校卒業後リメイクできる(鞄工房山本の場合)
人工皮革
- 牛革やコードバンと比較して軽い
- 牛革やコードバンと比較してお値段がリーズナブル
- 防水性があり雨の日でも安心(鞄工房山本の場合)
鞄工房山本のランドセル
鞄工房山本では、前述した牛革、コードバン、人工皮革の3種類のランドセルを作っています。
では、鞄工房山本のランドセルを素材別に見ていきましょう。
鞄工房山本 素材別一覧(全ラインナップ)
牛革
鞄工房山本のランドセルの中でモデル数が一番多いのが牛革です。
重さは1,360g〜1,380g前後と人工皮革より若干重いですが、表面のシボ感(凹凸)は牛革ならでは。
この凹凸により、傷が目立ちにくいという特徴もあります。
一般的な牛革ランドセルはシンプルなデザインのものが多いですが、鞄工房山本の牛革ランドセルは豊富なラインナップも特徴の一つ。
コバ(革の断面)のニスの色やステッチの色でアクセントをつけたり、革のモチーフつきだったり。かっこいいもの、かわいらしいものなど、どれもこだわりのデザインです。
また、まるでジーンズのような風合いの「デニム調牛革」など他にはない一風変わった素材があるのも鞄工房山本の牛革ランドセルの特徴です。
「牛革×豊富なデザイン」でお考えの方にはぜひ鞄工房山本のランドセルを選択肢に入れていただきたいと思います。
男の子に一番人気の「レイブラック」や女の子に一番人気の「プリンセス・ラフィーネ」も牛革素材です。
もちろん「ユニ」や「ニュー・アンティーク」など牛革×シンプルなデザインのランドセルもご用意しています。
お客様から「牛革はお手入れが必要ですか」とご質問いただくことが多いのですが、革に防水加工を施しているため、特別なお手入れは必要ありません。ランドセルカバーを付けていただかなくても、雨の日でも安心してお使いいただけます。
シリーズ | 特徴 | 素材 | 重量 | 傷のつきにくさ | 防水性 |
ユニ![]() | 「好きな色のランドセルを、自由に選んで欲しい」。そんなつくり手の願いから生まれたシリーズ。2026年向けランドセルからリモデルしました。お子さまの自由な感性を引き出す、豊富なカラーバリエーションをご用意。正統タイプのシンプルなシルエットは、飽きのこないユニバーサルなデザインです。 | 牛革 | 1,360g前後 | ◎ | ◎ |
ニュー・アンティーク![]() | スッキリとした見た目のキューブ型ランドセル。牛革でのキューブ型は技術的に難しく、つくり手のこだわりを感じさせます。前締めベルトをなくし、かぶせ(ふた)のカシメとポケットに重厚感のあるブロンズ調金具を採用することで、より大人っぽく落ち着いたデザインに仕上がりました。 | 牛革 | 1,360g前後 | ◎ | ◎ |
ブラウニー![]() | 本革2色の特別なバイカラー。ブラウンのステッチが輪郭を引き締め、豊かな個性をのぞかせます。こだわり派でおしゃれなお子様にぴったりです。 | 牛革 | 1,380g前後 | ◎ | ◎ |
オックスフォード![]() | イギリスで発展した革靴に着想を得て生まれた「オックスフォード」。かぶせに取り入れた穴飾りのディテールや、サイドに施したアーガイル柄のブライドルレザーがポイントです。アクセントステッチや金具を組み合わせ、シックで大人っぽく、洗練された印象に仕上がりました。 | 牛革 | 1,380g前後 | ◎ | ◎ |
香久山![]() | コンパクトなキューブ型で収納力バツグンの香久山。特徴的なフォルムにコバ塗り仕上げを組み合わせ、他にないシャープで構築的なスタイリングを実現しました。自由に選んでいただける豊富なカラーリングと性別を問わないシンプルなデザインで展開しています。 | 牛革 | 1,380g前後 | ◎ | ◎ |
リベルタ![]() | デニム調の表面加工を施した天然皮革にヌメ革を組み合わせました。おしゃれでカジュアルなジーンズをイメージさせる、これまでにない斬新なランドセルです。 | 牛革(一部にヌメ革) | 1,380g前後 | ◎ | ◎ |
リベルタ・クラシック![]() | デニム調牛革にゴールドブラウンのステッチが映える「リベルタ・クラシック」。堅牢さと上質感の中に、ほどよくカジュアルな表情を生み出します。 | 牛革 | 1,380g前後 | ◎ | ◎ |
レイブラック![]() | 男の子に一番人気のこだわりオールブラック仕様。かぶせの縁やステッチに使ったアクセントカラーが映える、アクティブなお子さまにぴったりなモデルです。 | 牛革 | 1,380g前後 | ◎ | ◎ |
アンジェール![]() | 優しいパステルカラーの内装は心ときめくキュートな水玉のデザイン。かぶせに施されたブラウンのコバ塗りが、見る人にやわらかく上品な印象を与えます。 | 牛革 | 1,380g前後 | ◎ | ◎ |
プリンセス・ラフィーネ![]() | 女の子に一番人気のランドセル。その魅力は優雅さと華やかさを兼ね備えていること。ティアラのステッチと輝くクリスタルガラス。さらに両サイドにはお花のモチーフをあしらい、横からの表情もチャーミングに仕上げました。どこから見ても心踊るデザインです。 | 牛革 | 1,380g前後 | ◎ | ◎ |
トゥインクル・ハート![]() | エレガントなハートステッチと、その周りをキュービックジルコニアが寄り添って輝きます。この人工石は、光の屈折率が天然のダイヤモンドに極めて近く、ジュエリーなどにもよく使用されるもの。お子さまの明るい未来を照らしてくれるに違いありません。 | 牛革 | 1,380g前後 | ◎ | ◎ |
コスモス![]() | コスモスのモチーフと波型のステッチで、上品な可愛らしさを表現。幸せを運ぶクローバーやお花のカシメなど、細かな部分にも可愛らしさを詰め込みました。 | 牛革 | 1,380g前後 | ◎ | ◎ |
ブロッサム![]() | かぶせに咲いた大きなお花のモチーフが、思わず目を引くキュートなランドセル。外装・内装に「カワイイ」を散りばめ、お花が大好きなお子さまにぴったりです。 | 牛革 | 1,380g前後 | ◎ | ◎ |
コードバン
他の素材にはない光沢と滑らかな肌触りが特徴のコードバンランドセル。
鞄工房山本で使用しているコードバンは、原皮を約10ヶ月かけて製品革に仕上げる世界屈指の馬革タンナー、兵庫県姫路市の「新喜皮革」社製の最高級素材です。
鞄工房山本のコードバンランドセルの特徴はそのカラーラインナップ。定番の赤や黒はもちろん、コードバンでは珍しいローズピンクやラベンダー色も揃えています。
また「オールコードバン 夢こうろ染」では、光によって表情が変わる「夢こうろ染」という染色技法で染め上げた特別なコードバンを使用しています。
「コードバン×カラーラインナップ」でお考えのお客様に、鞄工房山本のランドセルはオススメです。
コードバンも防水加工を施しているため、高い撥水性があり、牛型と同じく特別なお手入れは必要ありません。
シリーズ | 特徴 | 素材 | 重量 | 傷のつきにくさ | 防水性 |
コードバン・アンティーク![]() | 革の宝石とも呼ばれる最高級コードバンがより美しく引き立つよう、アクセントステッチで縫製しました。素材の艶や深みを引き立てるコバ塗りで仕上げた、上質なアンティーク調のランドセル。コードバンという希少な素材で、9 色のカラー展開は鞄工房山本ならではの特長です。 | かぶせコードバン、本体牛革 | 1,480g前後 | ◯ 細かなキズが つくこともあります | ◎ |
コードバン・レイブラック![]() | 男の子に一番人気の「レイブラック」を最高級コードバンで仕上げました。かぶせに使用した漆黒のコードバンに、革の裁断面を彩るコバ塗りやステッチのカラーが際立ち、格好良くも美しいランドセル。堅牢なコードバンのランドセルは元気なお子さまにぴったりです。 | かぶせコードバン、本体牛革 | 1,480g前後 | ◯ 細かなキズが つくこともあります | ◎ |
オールコードバン![]() | 美しく貴重なコードバンを馬2頭分使用した「オールコードバン」。何年経っても滑らかな質感が持続し、その気品と風格を保ちつづける至高のランドセルです。 | かぶせ・大マチコードバン、本体牛革 | 1,540g前後 | ◯ 細かなキズが つくこともあります | ◎ |
オールコードバン 夢こうろ染![]() | 日本古来の染め技法をアレンジした「夢こうろ染」を採用。最高級のコードバンとランドセルづくりの技術、そして染師の情熱が結集した究極の逸品です。 | かぶせ・大マチコードバン、本体牛革 | 1,540g前後 | ◯ 細かなキズが つくこともあります | ◎ |
人工皮革
近年人気が高まっている人工皮革のランドセル。
人気の理由はその「軽さ」です。
鞄工房山本の場合、重さは1,280g前後で、牛革と比較すると80〜100g、コードバンと比較すると200〜260g軽量です。
さらに鞄工房山本では、お客様の声を反映し、2026年度ご入学モデルから「軽量人工皮革」を導入しました。重さは1,180g前後で人工皮革のランドセルと比較しても、さらに100g軽量です。
人工皮革のランドセルは、身体の小さいお子様や、通学の距離が長いお子様で「少しでも軽いランドセルを」とお考えの方に人気の素材です。
デザインも、牛革で人気の「レイブラック」や「アンジェール」の人工皮革タイプ「レイブラック・ノイ」や「ドゥ・アンジェール」をご用意しています。
また、ピーチ、シュガーラベンダー、キャンディブルー、バニラは軽量人工皮革のみの特別カラーです。
牛革、コードバンと同じく、防水加工を施しているため、特別なお手入れは必要ありません。
シリーズ | 特徴 | 素材 | 重量 | 傷のつきにくさ | 防水性 |
レイブラック・ノイ![]() | 軽やかな人工皮革は、お子さまへの重さの負担を減らすとともに、雨やキズへの強さを備えており、元気いっぱいな毎日をサポートしてくれます。 | 人工皮革 | 1,280g前後 | ◎ | ◎ |
ブラウニー・ノイ![]() | ブラウニーが持つシックな上品さはそのままに、人工皮革の軽さを感じていただけます。軽やかさとカッコよさ、どちらも叶えるランドセルです。 | 人工皮革 | 1,280g前後 | ◎ | ◎ |
マカロン![]() | スイーツのように可愛らしいランドセルが新登場。ポップでふんわりとした淡い色使いと、コロンとした愛らしいシルエットが特徴です。カラフルな水玉内装や、大マチのクリスタルガラスなど、随所にかわいらしさが光ります。軽量人工皮革製で使い勝手も抜群です。 | 軽量人工皮革 | 1,180g前後 | ◎ | ◎ |
ドゥ・アンジェール![]() | リボンを描いたデザインステッチで、スイートな可愛らしさを表現したランドセル。軽量人工皮革を採用し、軽やかに背負うことができます。 | 軽量人工皮革 | 1,180g前後 | ◎ | ◎ |
天然皮革と人工皮革の違いは?
見た目や質感について
ここまで3つの素材の特徴をご紹介してきました。
では、それぞれの素材に「見た目や質感の違い」はあるのでしょうか。
結論から申し上げますと、鞄工房山本が使用している牛革と人工皮革は見た目に大きな違いはありません。
鞄工房山本の人工皮革ランドセルは、あえて艶をなくし、牛革ランドセルのようなシボ感を再現しているため、牛革ランドセルと見分けがつかないほどです。
触った感触は牛革と人工皮革で若干異なり、牛革は「質感のある上品な手触り」、人工皮革は「さらっとした心地よい手触り」です。
一般的な人工皮革ランドセルは、艶があったり、表面にシボ感がなく滑らかな手触りのものもありますので、販売店や展示会などで直接見て確認するのが良いでしょう。
コードバンランドセルは、高級感のある光沢感が特徴ですので一目でコードバンランドセルだとおわかりいただけるものが多いです。

耐久性や強度について
6年間毎日使うランドセル。耐久性や傷に強いか、丈夫さは気になりますよね。
こちらも結論から申し上げますと、鞄工房山本の場合、天然皮革と人工皮革ランドセルの耐久性は大きな違いはありません。
素材に関わらず、6年間型崩れすることなく使い続けていただける丈夫さは、鞄工房山本のランドセルの特徴の一つです。
「天然皮革の方が人工皮革よりも丈夫」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、ランドセル用に特別に作られた人工皮革ですで6年間のご使用に問題はありません。
もちろん、ランドセルの修理も天然皮革、人工皮革ともに同じように対応可能です。
また、「牛革やコードバンなどの天然皮革素材は水に弱い」という情報もネット記事にはありますが、鞄工房山本の天然皮革はランドセル用に加工されており防水性もあります。雨の日も安心してお使いいただけます。特別なお手入れも不要です。
(ただしコードバンは滑らかな表面に細かなキズがつくこともあります。)
人工皮革製ランドセル

では、次にそれぞれの素材のメリットとデメリットを見ていきましょう。
まずは軽量で人気の人工皮革ランドセルから。
人工皮革ランドセルのメリット
株式会社クラレさんの「クラリーノ」でも有名な人工皮革。
(鞄工房山本の人工皮革は別のメーカーのものを採用しています。)
人工皮革ランドセルのメリットは、なんといっても牛革やコードバンのランドセルと比較して軽いこと。鞄工房山本では人工皮革の他、「軽量人工皮革」も仲間入りしました。
また、リーズナブルなランドセルが多いのも人工皮革ランドセルのメリットです。
鞄工房山本の場合、一番リーズナブルなランドセルは69,900円(税込)の「ブラウニー・ノイ」と「レイブラック・ノイ」で、いずれも人工皮革素材のものです。
人工皮革ランドセルのデメリット
人工皮革ランドセルのデメリットは小学校卒業後にリメイクができないこと(鞄工房山本の場合)。
リメイクする会社によっては人工皮革のランドセルもリメイクできるところがありますが、鞄工房山本では、現在、牛革とコードバンのランドセルのみリメイクをお受けしております。
牛革製ランドセル

次にラインナップが豊富な牛革ランドセルのメリットとデメリットを見ていきましょう。
牛革ランドセルのメリット
牛革ランドセルのメリットは、本革ならではの上質な風合いと独特のシボ感(凹凸)です。
そのシボ感のおかげで傷が目立ちにくい点もメリットの一つ。
また、男の子に人気の「リベルタ」には栃木レザーの上質なヌメ革を使用しています。表面加工を極力おさえナチュラルに仕上げたヌメ革は、使い込むほどに風合いを増していくため、エイジングを楽しみながらご愛用いただけます。(※ヌメ革は「リベルタ」のガクと前締めベルトに使用しています。)
鞄工房山本の場合は牛革ランドセルのカラーが豊富ですので、多くの中から選べることもメリットと言えるでしょう。牛革だけでカラーは32色。人気の白系だけでも、ウェディングホワイト、ブルックリンホワイト、オフホワイトと3種類あります。
また小学校卒業後、ミニチュアランドセルやペンケース、パスケースなどの商品に生まれ変わらせることができるのも牛革ランドセルのメリットと言えます。
牛革ランドセルのデメリット
牛革ランドセルのデメリットは、人工皮革のランドセルと比較すると重いところ。
とはいえ、人工皮革と比較して100g前後(ノート1冊分程度)ですのであまり気にならないというお客様もいらっしゃいます。
また、人工皮革と比べると肩ベルト部分の質感を固く感じ、肩へのフィット感が少ないと思われる方もいらっしゃいますが、天然皮革は使っていただくうちにお子さまの肩へ徐々に馴染んでいきますのでご安心いただければと思います。
コードバン製ランドセル

最後に高級感が人気のコードバンランドセルのメリットとデメリットを見ていきましょう。
コードバンランドセルのメリット
コードバンランドセルのメリットは何と言ってもその高級感。人工皮革にも牛革にもない光沢と滑らかな肌触りはコードバンならでは。
ツヤツヤとした肌触りをお子様が気に入ってくださりご購入に至るというケースもよくあります。
小学校卒業後には、牛革と同じくリメイクが可能ですので、中学生や高校生になっても、別のアイテムとして長く使い続けることができるのもコードバンランドセルのメリットですね。
コードバンランドセルのデメリット
人工皮革や牛革のランドセルと比較すると重いところがコードバンのデメリットと言えるでしょう。
またコードバン自体、馬一頭からランドセルのかぶせ(ふた)2枚分しかとれない貴重な素材のため、価格が高いモデルが多いです。
鞄工房山本の場合、「オールコードバン」180,000円(税込)。「オールコードバン 夢こうろ染」230,000円(税込)です。
失敗しないランドセルの素材の選び方

ここまでランドセルの素材についてご紹介してきました。
最後に、ランドセルの素材選びで失敗しない方法を3つご紹介します。
- 「素材×デザイン」でランドセルを選ぶ
素材によって特に重さなどの違いがあることをご紹介しました。デザインだけで選んでしまうと購入後に「思ったより重かった!」ということになりかねません。ですので、デザインだけでなく、素材もチェックポイントに入れていただくとよいでしょう。
- 実際に素材に触れてみる。背負ってみる。
同じ素材でも各メーカーによって重さや手触りが異なります。
また、これまでご紹介してきたように牛革やコードバンは人工皮革より重いですが、各メーカーが背負いやすさの工夫を重ねていますので「背負ってみると案外軽く感じる」「思ったより身体への負担が少なく感じる」ということもあります。
実際にランドセルを見て、触って、背負ってみることをおすすめします。
店舗や展示会へ足を運べないお客様へ、鞄工房山本では「レンタルランドセル」のサービスもご用意していますのでぜひご利用くださいませ。
また、ランドセル無料カタログのご請求時に革のサンプルを注文、請求されることもオススメです。
鞄工房山本では、ただいま2026年4月ご入学用のランドセルカタログを受付中です。
- 卒業後にランドセルをどうするのか決めておく
鞄工房山本の場合、ランドセルリメイクは牛革とコードバンのみ受け付けております。
小学校ご卒業、ランドセルリメイクをする可能性がある場合は、人工皮革以外のランドセルを選ばれることをオススメいたします。
(メーカーによっては、人工皮革のランドセルリメイクを受け付けているところもございます。)
まとめ
今回はランドセルの素材についてご紹介しました。
冒頭でもお伝えしましたように、一昔前とは素材の質が格段に向上しています。
ランドセルメーカーによって素材の質感や特徴なども異なりますので、ぜひ店舗や展示会などで実際に触れて背負って、お気に入りの素材、そして6年間快適に背負えるランドセルを見つけていただければと思います。
鞄工房山本では、お客さまのランドセル選びをサポートいたします。ご不明な点はお気軽にお問い合わせくださいませ。