ランドセル選びの決め手
– このランドセルをどうやって選びましたか?
瑠花さん:このランドセルは全然迷わなくて。すぐにこれって決めました。ね?
母:うん。他にもすごい可愛いランドセルもあったし、私たちは迷ったんですけどね。
瑠花さん:お母さんはエンジとか茶色とか勧めてきたけど。これがいい!って。そのとき、奈良の木造校舎でランドセルの絵を描いたんですけど、真っ白のランドセルに好きな色を塗って、お花とかつけて。それに一番近いのがこのランドセルだったんです。見た瞬間、これだ!ってなって。
– 当時(2017年)、本店近くの校舎跡地で展示していた頃ですね。
母:あの頃は4月からラン活をはじめて、やっぱり直接見たくて行ったんですよ。家族3人で。宇陀市に行くのは初めてだったし、自然いっぱいでめっちゃ記憶に残ってますね。
ほんとは他のメーカーとかも色々見ようと思ったんですけど、すぐに決まっちゃいました。初日でラン活終了です(笑)。
母:決めてから届くまでもすごく楽しみにしてて。来た時は大喜びでしたね。背負ってたくさん写真を撮りました。
小学生を振り返って
– それから6年経ちましたが、今もすごく綺麗なままですね。
瑠花さん:掃除とかはぜんぜんしてない。してなさすぎて、たまに3年生ぐらいのプリントが出てくることもある(笑)。
母:でもほんとに丈夫ですよね。凹んだりまったくないし。
– それにしても綺麗なままで驚きます。
瑠花さん:手入れとかはしてないんですけど、6年間、すごく大切に使いました。 放課後、友だちと鬼ごっことかかくれんぼとかするんですよ。めっちゃ楽しくて、みんな大興奮で走り出すんですけど。そのとき、みんなはポーンとランドセルを放り投げるんです。早く走りたすぎて。でも、私だけはソッと地面に置く(笑)。
瑠花さん:ぜったい汚したくなかったんで。
– 大切に使っていただいて本当にありがとうございます。
母:毎日背負ってましたからね。コロナの頃もそうやったね。
瑠花さん:夏だったと思うんですけど。マスクしてるから熱中症予防で、ノーランドセル登校があったんです。みんなもう、ピンクとかの可愛いリュックだったんですけど。私は大好きなランドセルで学校行きたいって思って。たぶん全校生徒の中で、ほぼ数人しかいない中の1人でした。
母:でも、本当に毎日でした。学校も一度も休まなかったもんな。
– 皆勤賞ですか? すごい!
母:休まへんって。前の日に熱が出たら解熱剤飲んでね。こっちは、休みやって言っても絶対に行くって言って。
小学校でも、やっぱり女の子だし友達関係のトラブルってあるじゃないですか。喧嘩したりとか。夜に明日は行かないって言い出す日もありました。でも起きたらやっぱり行くって。
瑠花さん:ほんまにもう家を出る5分前まで行きたくない、ってなるけど、やっぱ行ったら何とかなる精神で。とりあえず自分で自分を励まして、靴履いて、ランドセル背負って、扉を開き、よし行こうって感じ。
母:靴履いてランドセル背負ったら何かスイッチが入るというか。ああ、行くんやな、今日も行ったなみたいなね。歩き出す後ろ姿を今でも思い出します。
– とても意思が強いんですね。
母:習いごととかもチャレンジしているので、そういうところでも鍛えられているかもしれないですね。ダンスとか年長さんからやってるしね。
– やめたい瞬間とかなかったですか?
瑠花さん:ありますあります。5回ぐらいありました。ダンスの師匠はすごい厳しくて、めっちゃ怒られる。でも、発表会が近かったりすると、やっぱり出たいってなるし。
母:よくトイレで泣いていました。でも、やるかやらんのかどっち?みたいになると、やります!っていう。
瑠花さん:でも頑張ったおかげか、最近ちょっと出世みたいなのをしたんですよ。お姉ちゃんのクラスに上がれて。20歳と17歳の先輩のところに私が入って。大変ですけど、楽しみです。
– すごい頑張り屋さんですね。将来の夢とかってあるんですか?
瑠花さん:ワンちゃんが大好きで。今は1匹だけど、昔は6匹くらい飼ってて。もうほんと大好きだから獣医を目指してました。
でも、半年前ぐらいにK-POPアイドルのファンになって。それから今は芸能界とか興味ある。テレビに出たりとかしたいです。
– 応援しています。今日はありがとうございました!
鞄工房山本より
ラフィーネをひと目見て気に入っていただき、卒業まで大事にしてくださったエピソードを聞けてとても嬉しかったです。学校も習い事も一生懸命で頑張り屋さんの瑠花さん。これからも応援しています。
▼ご愛用いただいたランドセル
ラフィーネ(ローズピンク)