結局どう違うの?!革・素材の違いについて解説します

鞄工房山本のランドセルには、3つの素材を使用しています。コードバン(馬のお尻の革)、牛革、人工皮革です。

デザインだけでも悩んでしまうのに、素材にも種類があるの!?と、ラン活中の皆さまにとっては、さらに悩ませてしまうポイントかもしれません……でも大丈夫!それぞれ革には特徴がありますので、お客様がランドセル選びにおいて何を重視されるかによって、おすすめの革が決まります!

また、実際にご来店いただける方はフィッティングの際に、それぞれの素材の風合い・質感・重量などを体感して比べてみてくださいね。

3つの素材

革の特徴

希少価値の高い天然の最高級コードバンや、風合い豊かな牛革。そして、本革同等の美しさと耐久性を叶えながら軽さも誇る高品質な人工皮革

3つの素材

どの素材も鞄工房山本が吟味して厳選していますので、耐久性には自信があります。どうぞ安心して選んでくださいね。

それぞれの特徴を比較できる表にまとめてみました。

素材表

つまり…

  • コードバン:希少性を求められる方。ネームプレートを必ず付けたい方。
  • 牛革:軽さと高級感どちらも求められる方。多くのデザインから選びたい方。
  • 人工皮革:通学距離が遠い・お子さまの体力が心配など軽さを求められる方。

皆さまは何に魅力を感じられましたか?きっと、お好みや通学距離によっても重視したいポイントが変わってきますよね。
もちろん、すべてのお客様がこの3パターンに分かれる訳ではありません。お子さまが気に入ってくださるということが一番大切です。デザインのお好みだけで決めることも正解だと思いますので、どうぞご安心ください。
下記では、それぞれの素材について詳しく説明していますので、気になる素材があればチェックしてみてくださいね。

コードバン

言わずと知れた貴重な高級皮革「コードバン」。馬の臀部(おしり部分)から採られます。
コードバンは強度が非常に高く、美しい艶やなめらかな手触りが特徴で、仕上げによっては水に弱いものもあります。
しかし、鞄工房山本では、ランドセル専用に施した表面の撥水・耐傷加工によって、美しい艶と硬質な素材感はそのままに、雨の日でも安心で、特別なお手入れは必要ないコードバンを使用しています。

また、鞄工房山本が使っているのは、兵庫県姫路市にある世界屈指の馬革タンナー、新喜皮革社製のコードバン。コードバンを原皮からなめし、製品革にできるのは、アメリカのホーウィン社と日本の新喜皮革の2社しかないと言われています。
ヨーロッパ産の原皮をタンニン槽でじっくりなめし、銀面を削って磨き上げ、約10ヶ月に渡り手間暇かけて完成する新喜皮革社製コードバンは、丹精込めて仕上げられた世界に誇る上質な素材と言えます。

コードバンランドセル

鞄工房山本のコードバンランドセルは全部で9色と豊富なバリエーションを展開していることも特長です。
また、太陽の光で色が変わる「オールコードバン 夢こうろ染」は、最高級のコードバンランドセル。鞄工房山本の製造技術と、染色作家・奥田祐齋氏の染色技術粋を集めた至高の逸品です。他に類を見ない鞄工房山本だけのランドセル。特別なランドセルをお探しの方はぜひチェックしてくださいね。

オールコードバン 夢こうろ染

オールコードバン夢こうろ染

コードバン素材のランドセルを見る

牛革

鞄工房山本では、牛革・デニム調牛革・ヌメ革の3種類があります。
上質な風合いと、しっとりとした柔らかな手触りの牛革は、鞄工房山本の中で一番商品数が多く、様々なカラー・デザインからお選びいただくことができます。

香久山ランドセル

デニム調牛革・・・牛革にデニム調の表面加工を施した鞄工房山本のオリジナル素材です。牛革の堅牢さとデニムのカジュアルさをあわせもつ個性的な本革です。

ヌメ革・・・「リベルタ」のかぶせのふち、前締めベルト、レザータグに使用しています。栃木レザーの上質なヌメ革を使用し、表面加工を極力おさえナチュラルに仕上げました。使い込むほどに風合いを増していきますので、エイジングを楽しむことができます。
※エイジングを楽しんで頂くため、あえて撥水加工をしておりません。

リベルタは、デニム調牛革とヌメ革を組み合わせたおしゃれでカジュアルなジーンズデザインです。

リベルタ

人工皮革

天然牛革と見分けがつかないほどの高品質でありながら軽い人工皮革。表面のラミネート加工により傷に強く、マットで落ち着いた仕上がりが特長です。
人工皮革の耐久性はどうなの?と心配のお声も多いですが、6年間安心してお使いいただけるランドセル専用の上質な素材を使用しておりますのでどうぞご安心くださいませ。

軽量人工皮革

強度や性能はそのままに、これまで以上に軽さが際立つ軽量人工皮革を採用したモデルが登場しました。背負ったときの軽やかさをぜひ実感してみてください。なるべく軽量のランドセルをお探しの方におすすめです。
※軽量人工皮革はドゥ・アンジェールに使用しています。

人工皮革ランドセル

人工皮革素材のランドセルを見る

いかがでしたか?
写真で見るとあまり違いが分からないものもありますが、実際に手に取って見ていただくとそれぞれの素材の特性がありとても面白いですね。

なお、ご卒業後にランドセルを小物に作り変える「ランドセルリメイク」をご検討の場合、6年以上の長期的なご使用となりますので、牛革・コードバンランドセルのみご対応をしております。リメイクをお考えの方は2つの素材でお選びくださいませ。


Webサイトの「ランドセル一覧ページ」では、素材での絞り込み検索もできますので、ぜひ素材の観点からもランドセル選びをしてくださいね。

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