
「白って汚れやすい?目立つかも…」そんな不安から敬遠されがちな白いランドセル。でも実は今、白やバニラ、ミルクティーなどの淡いニュアンスカラーが人気を集めています。鞄工房山本でも、とくに女の子からの人気が高まっています。この記事では、防水性やお手入れのしやすさ、コーディネート性の高さ、そして人気モデルまで、白系ランドセルの魅力をていねいにご紹介します。
白いランドセル、実は人気が高まっています
「白いランドセルってめずらしい?」と思われるかもしれませんが、実は鞄工房山本でも女の子たちからの人気が高まっているカラージャンルです。ここ数年、ナチュラルでやさしい印象のカラーを選ぶご家庭が増えており、白やベージュなどのニュアンスカラーを選ばれる方も多く見られます。

▶参考:ランドセルの色完全ガイド!人気カラーや最新トレンドも紹介
店舗でご覧いただいたお母さまからは「この色、いいね!落ち着いていて上品」といったお声をいただくことも増えてきました。実際、鞄工房山本では2025年度モデルで人工皮革「バニラ」カラーを初めて展開したところ、多くの方からご好評をいただき、その声を反映して2026年度モデルでは、牛革素材でも白のランドセルを展開し始めました。
※牛革ランドセルでは「オフホワイト・ブルックリンホワイト・ウェディングホワイト」の3つの名称がありますが、すべて同じ色の革を使用しています。
色の印象としては、シンプルで洗練された雰囲気がありながらも、どこかあたたかみも感じられるのが白系ランドセルの魅力。お子さまの感性や、ご家族のセンスがさりげなく表れる色として、じわじわと人気を伸ばしています。

白いランドセルは汚れやすい?お手入れは大変?
「白って汚れが目立ちそうで不安…」そんな声をよくいただきます。でも、鞄工房山本のランドセルはすべて防水加工・耐傷加工が施されており、雨や泥はねがついても水拭きでさっと落とせます。
実際には、白やベージュ系のほうが傷は意外と気にならない、というお声も。指紋や擦れも目立ちにくいのも嬉しいポイントです。
普段のお手入れもとても簡単。乾いた布や水拭きでやさしく汚れを拭くだけで、きれいな状態をキープできます。毎日使うランドセルだからこそ、お手入れのしやすさは大事なポイントです。

白いランドセルは目立つ?浮かないか心配…
「白って目立ちすぎないかな?」というご不安もあるかもしれませんが、実は白はファッションアイテムとしても“合わせやすい万能カラー”。淡いトーンのランドセルは、服や小物、靴などとも自然になじみ、コーディネートがしやすい色です。たとえば、淡いピンクやベージュのワンピース、パステルカラーの傘やリュック、ブラウン系のシューズとも相性が良く、季節を問わず使いやすいのも魅力です。
また、鞄工房山本では「真っ白」ではなく、ほんのりクリームがかったバニラカラー。そのため、落ち着きのある印象で高学年になっても浮きません。
「人と違うけれど、派手ではない」そんな色を探している方にこそ、白はおすすめの選択肢です。

人気の白系ランドセルモデル紹介
鞄工房山本で展開している白系ランドセルのをご紹介します。
ユニ(ブルックリンホワイト):

落ち着いた白にゴールドの金具が映える、品のある佇まい。甘くなりすぎず、大人っぽさを好むお子さまにおすすめ。
マカロン(バニラ):

やさしい曲線とふんわりした色味が特徴のモデル。バニラのようなナチュラルホワイトが人気。
プリンセス・ラフィーネ(ウェディングホワイト):

刺繍と控えめなきらめきが上品なモデル。オフホワイトの清楚な印象が魅力です。
ドゥ・アンジェール(バニラ):

革の質感が際立つシンプルで上品なモデル。くすみがかった白で飽きが来ません。
香久山(オフホワイト):

落ち着いた佇まいと、柔らかな色味が特徴。無駄をそぎ落とした美しさが光るデザインです。
ランドセルメーカーとして伝えたいこと
「やさしい色が好き」「これがかわいいと思ったから」——白やベージュを選ぶお子さまたちからは、そんな声をよく聞きます。色選びは、お子さまにとって初めての「自分の好き」を表現する経験。柔らかい色の中にもきちんとした個性を見つけて、直感的に「これがいい」と感じてくださっています。
親御さんとしては、「汚れ」「目立ちすぎないか」といった心配もあると思いますが、実際にはその多くが“使ってみたら大丈夫だった”という安心に変わっています。大切なのは、お子さまが心から「これが好き」と思える色を、自信をもって背負えること。
私たちは、その色選びの時間も“ご家族の対話”として大切にしてほしいと考えています。白という色が、きっとご家族らしさをかたちにし、6年間を支える“はじめての一生もの”になりますように。
